0. はじめに

  • 永久停止(Permanent Limitation)とは

    PayPal が最終判断として取る最も重い措置。通常は解除不可と案内される。

  ※最近はAIによる自動判断なのか、急な一発アウトの事例がよく聞かれる
   問い合わせをしても回答がもらえないケースが多い

  • 「資金は没収される?」という不安

    不適切な行動を取ると 売上金100 % 没収の可能性が高まるが、正しい手順 を踏めば

    • アカウント復旧

    • 資金回収(返金・引き出し)

      の余地が残る。

 

  • ゴール

    現在の状況を 4 タイプに分類し、それぞれ最適な行動を選択できるようになること。


1. タイプ別フローチャート

Step 1 自己診断:どのタイプ?

  1. 取引内容に “レビュー報酬” が含まれる → タイプ A

  2. 完全に事実無根(規約違反が無いと証明できる) → タイプ B

  3. 規約違反の可能性を少しでも自覚している → タイプ C

  4. 偽ブランド・違法薬物など明確な違法行為 → タイプ D

この判定が以後のアクションを決定します。


2. タイプ別ベストプラクティス

タイプ A レビュー報酬を受け取った場合

行動 ポイント
1. 電話連絡(03‑6739‑7360) 最短ルート。オペレーターに「正当なレビューの対価でありサクラではない」ことを明確に伝える。
2. 取引詳細を提示 対象取引の日時・金額・取引IDを正確に伝えると承認率↑
3. 待機 受理されると 3 日〜1 週間で制限解除メール。連絡が無ければ再度電話。

成功率が高い理由

「レビュー報酬≠違法行為」と説明できれば、PayPal ガイドライン上は“軽度違反”扱いで済むケースが多い。


タイプ B 完全に事実無根の場合

  1. カスタマーセンターへ根気強く連絡

    • “話が通じる”オペレーターに当たるまで日を変えてトライ。

  2. 追加資料提出リンクを入手 → PDF で反証資料を送信

    • 取引台帳、請求書、配送証明、顧客同意書など。

  3. マネージャー層へエスカレーション

    • 解除可否が不透明な場合は再審査の催促。

Tips

  • フォーマルなビジネス文書(謝罪+事実説明+再審査要望)にまとめる。

  • 提出後は通常 3〜5 営業日で回答。


タイプ C 軽微な規約違反の可能性がある場合

優先度 推奨アクション 理由
1 電話を控える 追加フラグにより全機能ロックのリスク。
2 返金処理で資金保護 “返金”ボタンだけは使用可 → 顧客に別手段で再決済依頼。
3 返金完了後にサポート連絡 資金リスクをゼロにしてから交渉に移る。

コツ

  • 取引メモや商品名に誤解を招く語句が無いか再点検。

  • グレー商材(投資塾・アカウント売買など)は PayPal 以外の決済手段へ移行。


タイプ D 重大な規約・法令違反の場合

  • アカウント復旧・資金引き出しは原則不可

  • 返金を試みると逆に損害賠償請求の対象になる可能性

  • サードパーティ調査機関に引き渡されるケースもあるため、

    • 専門家(弁護士・行政書士)へ相談

    • PayPal との直接交渉はミニマムに


3. よくある質問(FAQ)

質問 回答(概要)
資金は 180 日後に必ず戻る? 重大違反の場合は没収の可能性あり。タイプ A〜C では保留後に出金可。
ビジネスアカウントでも同じ手順? はい。個人/法人で窓口は同じだが提出書類が増える場合あり。
複数アカウントを作っても良い? 永久停止後に追加アカウントを作成すると更なる制裁リスク。

4. まとめと次の一手

  1. まずはタイプ診断 → 適切なルートを選ぶ

  2. 記録と証拠を整理し、感情ではなくデータで交渉

  3. PayPal 依存を回避するバックアップ決済ラインを確保


免責事項

本ページは PayPal Inc. の公式見解や法律相談ではありません。最終的な判断は各自の責任で行ってください。